「石鉱絵画」のひとつの作例です。
   
                      
  別の、切断した作例を用いて、絵画部と裏打     同じく、別の作例を用いて、乾いている時
 ちコンクリートが一体と成って、一枚の絵画を     と濡れたときの、状態の違いを比較してい
 形成していることを示している。
            る。
  
      
  この「石鉱絵画」はコンクリート表面に絵の具や塗料で書いた
  ものではあません。白セメントと鉱質顔料を適量の水と練り合
  わせ、数色に着色分類したコンクリートを、型に沿って、暫時
  打ち込みながら絵画を形成していくものです。そして、その絵
  画部を補強するための裏打ちコンクリートと一体となって、全
  体がコンクリートで出来た一枚の絵画となっています。絵画部
  の厚さと裏打ちコンクリートの厚さは自由に設定できますが、
  上記作例では、絵画部の厚さが約10ミリ前後となっており、裏
  打ちコンクリートと合わせて70ミリの厚さになっています。そし
  て、その絵画部の厚さ10ミリ前後は、ちょうど金太郎飴のよう
  に、削っても絵が出てくるように出来ています

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